商標とは、商品やサービスを他のものと区別するための標識で、名称、ロゴ、図形、記号、色彩などがあります。

今回は、身近な商標をご紹介します。

 

◇宅急便

「宅急便」と言えば、物を送る際に普段から使用している言葉ですが、実は「宅急便」は1995年(平成7年)にヤマトホールディングによって商標登録されました。

しかし、一般名称は”宅配便”と呼ばれていますが、佐川急便では「飛脚宅配便」というサービス名をつかっています。

 

◇ウォシュレット

1984年(昭和59年)、日本初の画期的な商品の一つで、現在ではトイレに欠かせないアイテムとなっている「ウォシュレット」は、TOTOの商品名として商標登録されました。

 

◇バンドエイド

怪我をした際に傷を守るために使用するバンドエイド。

1920年にジョンソン・エンド・ジョンソンの社員が考案した「バンドエイド」は、1982年(昭和57年)に商標登録されました。

また、「カットバン」は1988年(昭和63年)に祐徳薬品工業が商標登録した商品名です。

 

◇キャッチコピーも商標登録

一般にキャッチコピーは商標として認識されにくいですが、一部のキャッチコピーは商標の役割を果たします。

例えば、「お値段以上〜」と聞くと、多くの人がすぐに「ニトリ」を思い出しませんか。

「お、ねだん以上。ニトリ」のキャッチコピーが商標登録されており、このように、キャッチフレーズが商品やサービスを区別する役割を果たす場合、それは商標として認識されるのです。

 

商標登録についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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